介護業界での就職を希望している人は、まずデイサービスの仕事から始めようと思っている人が多いです。特養などの介護職は夜勤勤務が精神的にも肉体的にも厳しいというイメージがありますので、デイサービスで働くことを希望する人が必然的に多くなるわけです。では、デイサービスの仕事内容は実際どのようなものなのでしょうか。
基本的に、入所施設内でのケアやサポートをすることになります。送迎業務をやらなくてはならない場合があるので、自動車免許は取得しておくのが良いでしょう。自動車免許が必須の施設もあるようです。ほとんどの施設では、利用者をお迎えに行って施設に集まってもらいます。
デイサービスでは、リハビリや運動だけなどを行い、なるべく健康なまま過ごすお手伝いをします。加えて、利用者が楽しむことができるレクリエーションを充実させることも大切な業務です。朗読会を定期的に開いたり、折り紙大会を開いたり、季節のイベントを行ったり、利用者に楽しんでもらえるよう、趣向を凝らす必要があります。レクリエーションの企画から準備、イベントの企画など、やるべきことが意外と多いです。加えて、利用者の家族への連絡業務などもあります。そのため、残業になってしまう可能性はあります。介護の仕事は精神的に厳しいというよりも肉体的にハードな業務になりますので、体力を普段からしっかりとつけておきましょう。
デイサービスの場合は土日が休日であることが多く、初めて介護業界で仕事をする人や家庭のある人には働きやすさの観点から非常におすすめの仕事です。